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ピアノデュオ ラ・フェリ
piano duo La Féerie
2010年、フランス国立ジュヌヴィリエ地方音楽院 室内楽科にて、竹添歩と金沢昭奈によってピアノデュオ 「ラフェリ」 を結成。
同科の高等ディプロムを審査員全員一致の賞賛付き最優秀賞の一位で取得。
翌年よりジャン=マルク・ルイサダ氏の指導のもと本格的に活動を開始、ヨーロッパ内外での数々の国際コンクールにおいて受賞を重ねる。
2012年春、ニューヨーク・カーネギーホールにてアメリカデビューを飾る。
2013年夏、デュオ結成後初めて日本に一時帰国し、東京・名古屋・大阪で日本デビュー・リサイタルを行う。
2014年春、イタリアのローマ、ヴェネチア、パドヴァ、アバノの4都市を周るコンサートツアーを行い、地元紙でも掲載され好評を博す。
同年夏には、N.A.T社よりデビューCDアルバム「Clé des Fées(クレ・デ・フェ)」をリリース、それに合わせ東京・ 名古屋・大阪を中心に日本各地にてCD発売記念コンサートツアーを行う。
現在パリを拠点に定期的に演奏活動を行っており、国際音楽祭などのイベントにも多数招聘される。また近年は、オリジナル曲のプロデュースにも力を入れている。
「現在パリで最も優れたピアノデュオ」( ラジオ・フランス・元アーティスト・ディレクタ ー)、「まるで一人で演奏しているかのような 息の合った類まれなる連弾デュオ」( イタリア・パドヴァ音楽文化協会アーティストディレクター)
「どこまでも透明感のある響きを作り上げているのがすごい。今後の活躍を期待したい新しいデュオの登場」(CDジャーナル誌)
「繊細で優しい感受性にあふれた演奏。表現は洗練され、音色も多彩。とても音楽的」(レコード芸術誌)
などと評され、今後の活躍が期待されている。
<主な国際コンクール受賞歴>
●フランス国際音楽コンクール 連弾部門 第一位
●フランス国際ピアノグランド・コンクール 連弾部門 審査員全員一致の第一位
●第1回パリ・パッサージュ・ヴェール・レゼトワール音楽コンクール 室内楽部門 優勝
●ブラッドショウ&ブオーノ国際ピアノコンクール(アメリカ)ピアノデュオ部門 第一位
●第22回ローマ国際ピアノコンクール(イタリア)連弾部門 第三位
●第18回ブレストピアノコンクール(フランス)連弾部門 審査員全員一致の賞賛付き第一位
●第24回カミッロ・トーニ国際ピアノコンクール(イタリア)連弾部門 最高位およびドビュッシー賞
●第18回シューベルト国際ピアノデュオコンクール(チェコ共和国)入賞 モーツァルトの二台ピアノのための協奏曲をオーケストラと共演。
●第11回パドヴァ国際音楽コンクール(イタリア) ピアノデュオ部門一位、全部門総合二位
●第1回モナコ国際ピアノ連弾コンクール 優勝
竹添 歩 Ayumi TAKEZOE
大阪生まれ。三歳よりピアノを始める。
大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を首席で卒業後、フランスへ渡る。
パリ・エコールノルマル音楽院にて学び、ピアノ高等演奏科ディプロム、室内楽科高等コンサーティストディプロム(最高課程)を取得。ジュヌヴィリエ地方音楽院ピアノ科及び室内楽科にて音楽研究資格(国家資格)を審査員全員一致の一位で取得し修了。
日本では堺市新人演奏会、朝日推薦演奏会などに出演。ピアノコンチェルトをさやまフィルハーモニックオーケストラと共演。
パリでは「マレの音楽の時間」コンサートシリーズレギュラーアーティスト、またコルトーホール、アンドレ・マーシャルホール、サンボネ劇場等で演奏。ボルドー、リール等地方でも演奏会を行う。
これまでに、林佳勳、ヴィクトリア・メルキ、ジャン=マルク・ルイサダ各氏にピアノを、マリー=ピエール・ソマ、ジャン=クロード・ブヴレス各氏に室内楽を師事。
第57回マドレーヌ・ド・ヴァルマレートピアノコンクール第一位。
第14回イル・ド・フランス国際ピアノコンクール第一位。
第86回レオポルド・ベラン国際音楽コンクールピアノ部門にてグランプリ受賞、ガラコンサートに出演。
バルビゾン国際音楽フェスティバルでのリサイタルに招聘される。
現在パリ在住。ソロや室内楽の演奏活動の他、パリおよび近郊の音楽学校にてピアノ講師、ジュヌヴィリエ地方音楽院にて伴奏員を務める。
金沢昭奈 Akina KANAZAWA
京都生まれ。
名古屋市立菊里高等学校普通科卒業。
愛知県立芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻首席卒業、桑原賞受賞。第27回読売中部新人演奏会に出演。
愛知県立芸術大学大学院修士課程ピアノ研究科修了。
第4回日本演奏家コンクール大学の部奨励賞受賞。
第7回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール大学の部第二位。
第4回アンサンブルコンクール重奏部門池田賞受賞。
第28回TIAA全日本クラシック音楽コンサート審査員賞受賞。
第10回大阪国際音楽コンクールピアノソロ部門入選。
同コンクール連弾部門にてエスポワール賞受賞。
電気文化会館にて、ピアノソロリサイタルデビュー。
ピアノソロのほか、伴奏者、室内楽奏者としてもコンサートに多数出演。クラシック音楽以外のジャンルにも興味を持ち、ライヴ活動を開始する。
2010年9月 更なる研鑽のため渡仏、ジュヌヴィリエ地方音楽院室内楽科、スコラカントールム音楽院ピアノ科にて学ぶ。
2011年 第85回レオポルド・ベラン国際音楽コンクールピアノ部門第一位。
クレドールコンクールピアノ部門第二位。
シャトー国際ピアノコンクール日仏友好特別賞受賞。
2012年 フランス国際音楽コンクールにてコンサート・ディプロム部門第二位。
フランス国際ピアノグランドコンクール第二位。
これまでにピアノを大森静香、笹嶋玉緒、笠間春子、西川秀人、ヴァディム・サハロフの各氏に、ピアノ室内楽を北住淳、上田晴子の各氏に師事。
渡仏後は、ピアノをテオドール・パラスキヴェスコ、ピアノ室内楽をジャン=クロード・ブヴレス、ジャズピアノをヴァレリー・ヴァンツァキヌの各氏に師事。
Association Culturelle de Port Marly講師。
渡仏後も、一時帰国中は日本で定期的に演奏活動を行っている。